塗りマスってやつの話

威借です。
前回の記事も「威借です」で始めたものの、威借ってなんやねんという気もしなくもないので説明をすると、PneumaGameZでメインで活動している威借憶人(いかりおくと)という人物のことです。
Twitter→https://twitter.com/IkariOkuto

さて紹介も終わったところでまったく作業と関係のない雑記ですが、個人的に塗りマスというものに参加していました。
塗りマスの説明をすると線画が与えられてそれに着色するという要するに塗り絵です。
前回から存在に気づいて参加していたのですが、ブログに書けることも少ないのでどうせなのでちょっと紹介しようと思いました。
私が描いたものは以下のものです。

それぞれ線画は違うのですが、技術的には同じような方法で着色されています。
私はほとんどイラストの知識がないのですが、上のような絵は比較的システマタイズした形で書いていくことができます。
どうやっていくのかということを絵を見せてお見せしたい気持ちがあるものの、塗りマスの絵はタグ付きツイッター以外の利用ができない規約になっているので、文字だけで紹介します。
以下の手順で機械的に行うだけで、絵が全然描けないという人でもおそらく先の画像くらいのものは作れるようになります。

1.素の色を塗る
  絵を着色ときにどんな色を塗るかという話ですが、まずざっくり素の色で塗りつぶします。2枚目の画像で言うと火の光で全体的に赤めになっているのですが、赤くなる前の普通の肌の色で塗るということです。塗りマスではお手本絵があるので、それを参考に塗るとよいかと思います。

2.陰の色を塗る
  陰になるなあって部分を乗算レイヤーで塗ります。乗算レイヤーで下地の色と同じ色で塗るといい感じの色合いになることが多いです。自分で陰の色がピンとくる場合は通常レイヤーで直に描いてもいいと思います。どの部分が陰になるかというのもお手本絵を参考にすれば大丈夫だと思います。

3.ハイライトを塗る
  ハイライトは要するに素の色より明るい部分です。ハイライトをどこにいれればいいかという部分もお手本を参考にすればいいと思います。

4.全体の光を調整する
  全体の2枚目の絵でいう所の赤みがかった部分です。手前から奥へで赤から黒へのグラデーションでざっくり作っています。グラデーションのレイヤーのアルファ値を調整することでかけ具合をいじります。

なんとなくご理解いただけたでしょうか?
アニメ絵というのは実はだいたい上記の4工程でできています。
使っているツールは、べた塗りペンとべた塗りバケツとグラデーションという本当に簡単なものです。
水彩や油絵のような着色の場合、筆圧であったり塗り方で大きく差が出るのですが、この方法で塗る場合はプロとアマの差を他の手法に比べるとかなり小さくできます。
つまりお手軽にそれっぽい絵を描くことができるということです。
始めから難しいイラストを描こうとすると困難で、モチベーションを下げがちなのですが、この方法から入ると非常にスムーズに入れるのではないでしょうか?

今回のプロセスではお手本を見ながら調整していますが、お手本はプロが描いたものなので大変参考になります。なにより見てマネするというのが上達の近道だと思います。
1から描くのはまだ無理だと思っている方も塗り絵から始めてみるのはいいかと思います。
雑な紹介でした。

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